仮面ライダーゼロワン×「夢」を哲学① ゼロワンにおける「夢」

 

仮面ライダーゼロワンとは

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人工知能搭載人型ロボット「ヒューマギア(飛電インテリジェンスが開発)」が人間の仕事を手伝う世界で、ヒューマギアを悪用しようと企む者がいた。

それに気づいた先代社長は、飛電或人を社長に指名し、指名された或人は仮面ライダーゼロワンとして、ヒューマギアと人類を守るために闘いを始めた

 

第1章では、滅亡迅雷net.というヒューマギアを暴走させて人類の滅亡を狙う組織に、仮面ライダーゼロワンと対人工知能特務機関A.I.M.S.に所属する仮面ライダーバルカンバルキリーが立ち向かう。戦いの果てに、仮面ライダーは滅亡迅雷net.を壊滅させる

 

続く第2章では、滅亡迅雷net.に指示を出していた人工知能「アーク」に、人間の悪意を学ばせていたZAIA社長天津垓が、ヒューマギアの価値はないと人々に示すために、ヒューマギアと人間のお仕事5番勝負を行う。その間、滅亡迅雷net.に所属していたヒューマギア、滅と迅は復活。5番勝負も人間が勝利し、ZAIAは飛電インテリジェンスを買収する

 

そして、飛電インテリジェンス社長でなくなった飛電或人は、自分の夢を諦めず新たな戦いを始めようとしていた

 

 

 

仮面ライダーの「夢」

人工知能がテーマの仮面ライダーゼロワン。その裏テーマは「夢」だと思います。

この場合の夢は、もちろん寝ているときに見るものではなく、生きる上での目的・目標みたいなものですね。

そんな仮面ライダーゼロワンを扱いながら、「夢」について考えてみます

 

 

各ライダーの夢・現在の目標をまとめると以下のようになります。

 

仮面ライダーゼロワン(飛電或人)「人間とヒューマギアが笑える世界」

仮面ライダーバルカン(不破諫)「いつか見つけてやるよ」「ZAIAをぶっつぶす」

仮面ライダーバルキリー(刃唯阿)「???」

仮面ライダー(滅)「アークの意志のままに」

仮面ライダー(迅)「ヒューマギアの解放」

仮面ライダーサウザー(天津垓)「ヒューマギアの廃棄」

 

 

或人と迅には、共通して、ヒューマギアが自分の意思で活動すること、という目標があります。

 

不破さんと滅には夢がなく、天津にはヒューマギアを根絶やしにする目標があるように見えます。

 

一方、刃には夢があるけれど、それを語れないという描かれ方ですね。

 

構図を整理すると、

夢を持つ青年    夢を笑う大人

夢の無い大人 V.S. 夢を諦める大人

(或人、迅)     (天津、刃)

(不破、滅)

 

※青年・大人にはヒューマギア含む

 

 

 

今後の考察テーマ

 これから考えたいことは、

 

①迅は或人と同じ世界を志すか(或人・迅・天津の夢)

②刃は夢を語れるか(刃の夢の予想と不破との関係)

③滅は夢を語るのか(そもそも夢は大切か)

 

このあたりのテーマについて語っていきます。この内容は、仮面ライダーゼロワンを知らない人でも一緒に考えられることだと思っています。読んだ感想・意見をお待ちしています

 

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